BULL ZEICHEN 88やRayflower、T.M.Revolution、The choppers revolutionなど多方面でご活躍のスーパーベーシストIKUO氏の新しいアイテムがついに発売!スラップサウンドをさらに加速させるノッチフィルター、190NotchFilter(以下190NF)です。
ノッチフィルターとは
グラフィック・イコライザーやパラメトリック・イコライザーは一般的ですが、ノッチフィルターというものはなかなか馴染みがある方はいらっしゃらないのではないでしょうか?これは「ピンポイントで急峻な谷間を作る」エフェクターになります。谷間を作るというと単純に「ドンシャリ」というイメージをお持ちになられるかと思いますが、いわゆるドンシャリサウンドよりも急峻なサウンド変化をもたらします。イメージとしてはパラメトリック・イコライザーのQを急峻にしておいて、その中心周波数帯を極端にカットした感じになります。それではパラメトリック・イコライザーを使えばよいのでは?と思われるかもしれませんが、パライコとはちょっと違った特性があります。それはカットした帯域よりも上の帯域と下の帯域をブーストするというところ。グライコをM字にセッティングするイメージになります。これによって簡単にスラップにベストマッチするサウンドセッティングを作ることが可能になっています。
グライコよりも自由に、パライコよりも簡単にパンチのあるスラップサウンドを作れるこの190NF、コントロールは大変シンプルで「フリーケンシー(FREQ)」「レベル(LEVEL)」の2つだけ。これだけで驚くほどの音色変化を生み出します。またケースもこの190NF用に設計した小型サイズ。使い勝手がよくて今後のSPI製品の通常ラインもこのケースに変更するのですが、このケースのポイントは2つ。一つは通常のMXRの3分の2程度のサイズながら、9V乾電池が使用できるようになっている点。190BoostBufferのミニサイズで電池仕様ができるエフェクターもあるのですが、高さと横幅のバランスが悪く、フットスイッチを踏んだ時の安定感に欠けるのが難点でした。しかしこのケースでは横幅が60ミリあり、踏んだ時の安定感は通常サイズのエフェクターと変わることがありません。またケース内部のスペースもミニサイズエフェクターに比べ余裕が有るため、通常サイズのエフェクターで使用しているオーディオグレードのパーツがそのまま使用できるのもポイントの一つ。ミニサイズエフェクターでは使用できるパーツに制限があるため、サウンド面で妥協せざるを得なかったのですが(190BBでは工夫してオーディオグレードのパーツを押し込んでいます)、このケースの採用によって音質にも全く妥協することなくコンパクトにまとめることができるようになりました。
仕様
ケースサイズ 縦90ミリ×横55ミリ×高さ35ミリ
※スイッチ・ジャック等突起部含まず
電源 9V乾電池もしくは9〜 18V DCアダプター(センターマイナス)
接続端子 インプット・アウトプット・DCin
コントロール FREQ・LEVEL
なお、6月の先行予約期間中のお申し込み分に限りシリアルナンバーが入ります。
納品はお申し込み順に7月10日からとなります。
お申し込みはお振込みもしくはカードでのお支払いをもって受付完了となりますのでよろしくお願い致します。
楽器店様からのお問い合わせにつきましては
soulpowerinstruments@gmail.com
にご連絡下さいますようよろしくお願い致します。